インタビュー|河村歯科医院 みずほ台/富士見市の歯科・歯医者

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患者さまに喜んでいただけるのであれば、治療内容の変更にも柔軟に対応します。

インプラントを検討されていた患者さまでも、準備期間中に作った入れ歯で十分お食事を楽しめるのでしたら、治療内容を入れ歯に変更するというのが当院の考え方です。それで患者さまが「よく噛めるようになり、しかも費用が少なくなって良かった」とおっしゃるなら、変更するのも本望です。

治療のこだわりを教えてください

初診の方には30分から1時間かけて、お口の状態やこれからのことをお話しします。歯科治療と全身疾患との関係や市販の痛み止めにあるリスクなどは、あまり一般には知られていないことかもしれません。女性の方でしたら、ご結婚前に親知らずを抜いたほうがいい理由などもご紹介します。
たくさんお話をしますが、当院の都合で治療が進んでしまう心配はありません。患者さまのペースに合わせ、話し合って進めていきます。患者さまに育てていただいて今まで診療してきた当院ですので、これからも患者さまに寄り添ってまいります。

この仕事のやり甲斐は何ですか?

私は奨学金で大学に行っていた学生時代、お金がなくて3畳一間で暮らし、40代後半までかかって奨学金を返済しました。お金のありがたみが身にしみていますので、患者さまがお支払いになるお金は少額の治療でも大切なものとして頂戴しています。
また、痛みに苦しんで当院にいらっしゃった患者さまが、治療後に「ありがとう」と笑顔で帰っていかれる姿を見ると、仕事の疲れを忘れられます。歯の治療を介して患者さまの生活を知ることも多く、自信を持ってお化粧できるようになった方がご結婚された時などは、自分のことのようにうれしく感じます。

スタッフの方がすごく素敵だなと言う印象を受けたのですが、スタッフ教育などはしているのでしょうか?

歯科医療は「患者さまと心のふれあいを持つ」というのが私の持論なのですが、患者さまへのより良い接し方について経験を積んでもらおうと考えました。そこで、年に数回スタッフが一流のサービスを受けられる機会を設けて、自分たちがサービスを「受ける」立場になることで、「そうなりたい」と思ってもらい、スタッフ自身の目標として日々努力をしてもらうようにしています。
これにより、当院のスタッフは日頃からこまやかな配慮を持って患者さまに接してくれていると思います。例えば、言葉遣いは丁寧ですし、女性の患者さまには膝掛けを差し出すようにしています。治療中、お顔にタオルをお掛けする際は不用意にアイメイクを崩してしまうことがないよう、前もって患者さまにお声をかけるようにしています。お化粧が乱れてしまった方に、お直しをおすすめすることもあります。 これからも、患者さまのニーズに応えられる歯科医院作りをしていきたいと思っています。

患者さまがこの医院を選んでくださっている理由はどこにあるとお考えですか?

お口の状態や治療内容についての説明がとてもくわしいという理由で、患者さまにお選びいただいているかと思います。
もし、ご自分の状態を知らされないままだったら、必要な時に治療を受けることができず、悪化してしまうのは無理もありません。当院では患者さまの生活背景をお聞きし、治療方法の選び方や気をつけることについてアドバイスしています。例えば、男性か女性か、歯を食いしばるお仕事をされているのか、お子さまが生まれたばかりなのかによって、病気のなりやすさや被せものの割れやすさも違うからです。虫歯を削って、適した詰め物を行った際は、メリット・デメリットを包み隠さず、丁寧にご説明をいたします。
ご自分の状態についても治療についても、よく知って納得していただけるように努めています。

今後の夢や目標があれば教えてください。

私は、奨学金を借りて大学に行くなど、自分の力で一つひとつ夢をかなえてきました。歯科医師となって開業することや家族のための夢はかなえられたので、今はプライベートで子どもの頃からの夢の実現に取り組んでいます。今後は、年を重ねても友人たちと楽しめる趣味も始めていきたいです。
もちろん、患者さまのために良い治療をするという夢はこれからも追い続けます。